相談事例

古河の方より相続についてのご相談

2021年01月14日

Q:相続手続きの際に必要な書類について行政書士の先生に教えていただきたいです。(古河)

古河に住んでいる50代主婦です。先日、古河にある病院で父が亡くなったため現在相続手続きを進めているところです。兄弟姉妹もおらず、母もすでに他界しているため、おそらく相続人は私一人になると思います。以前、相続手続きを行うために古河の銀行へ行った際、父が亡くなったことが証明されている戸籍と自分の現在の戸籍を事前に用意し、提出しました。しかし、それだけでは提出書類が不足していると銀行の方に言われました。相続手続きは初めてのことで全く知識のない中行っているため、他に何の書類が必要だったのか分かりません。ぜひ教えていただきたいです。(古河)

A:相続手続きには、お父様の出生から亡くなるまでの戸籍が必要になります。

戸籍には、様々な種類があるため収集する際混乱なされる方も多いと思います。相続手続きにおいて基本的には下記の戸籍が必要となります。

  • 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
  • 相続人全員の現在の戸籍謄本
  • 被相続人の住民票の除票又は戸籍の附票

被相続人の出生から死亡までの戸籍には、お父様がいつ誰と誰の間に生まれた子であって、その両親のもとで兄弟が何人いるか、誰と結婚したか、子供が何人いるか、いつ亡くなったかといったことがすべて記録されています。この戸籍によって、お父様が亡くなった時点で配偶者はいないのか、ご相談者様以外に子供がいないのかを確認することもできます。もし万が一、お父様に隠し子や養子がいた場合、ご相談者様以外にも相続が発生しますので、早めに取り寄せましょう。

戸籍を取る際には、役所へ請求する必要があります。請求する際は亡くなった方の最後の本籍地を管轄する役所へ出生から死亡までに戸籍を請求すれば、その役所にある戸籍を出してもらうことは可能です。ご相談者様の場合、お父様が古河市出身であった場合、古河市の役所へ請求してください。請求する役所が遠方にあるため、直接出向くことが難しい場合には、郵便での請求が可能ですので、各役所のホームページなどでご確認ください。ただし、多くの人は引っ越しや結婚など人生の中で複数回転籍をしているため、一つの役所ですべて揃うことは稀です。その場合、従前の戸籍を取りよせるため、戸籍の内容を読みとり、別の役所への請求が必要となります。

 

相続手続きには多くの時間や手間がかかります。特に平日にお仕事をされている方だと、役所や銀行へ問い合わせすることが困難だと思います。古河相続遺言センターでは、専門家による無料相談を実施しております。古河周辺にお住いの皆さま、相続が開始したらまずはお気軽にご相談ください。古河の皆様のご相談心よりお待ちしております。

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