相談事例

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古河の方より遺産相続に関するお問合せ

2023年11月02日

Q:行政書士の先生、遺産相続の手続きをしたいのですが通帳が見つかりません。(古河)

古河の実家に暮らしていた父が亡くなり、葬儀も一段落したので遺産相続の手続きに取りかかりたいのですが、銀行の通帳が見つからずに困っています。遺産相続するのは母と私だけで、2人で協力して遺品整理をしているのですが、母は、父には独身時代の貯金がありどこかの銀行に預けているはずだと言うのです。生活費や公共料金の支払いに使用している銀行口座の通帳はあるのですが、その独身時代の貯金が入った口座の通帳がどうしてもみつかりません。母に聞いても、どの銀行に預けているかまでは知らないそうです。このままでは遺産相続の手続きが進みません。行政書士の先生、私達相続人が亡き父の口座を見つけ出す方法はありますか?(古河)

A:まずは遺品整理しながら手がかりを探し、銀行名が分かれば遺産相続手続きをすすめていきましょう。

古河のご相談者様はいま遺品整理をされているとのことですので、まずは遺言書がないかどうか確認してみましょう。遺言書が見つからなくとも、終活ノートのようなものを作成されているかもしれません。どこかに銀行名や口座情報が書かれたメモが残されていれば、その情報をもとに遺産相続の手続きをすすめることができます。

遺言書も終活ノートもメモも見つからない場合は、別の手がかりを探します。取引先の銀行から郵便物は届いていないでしょうか。もしかしたら銀行からカレンダーやタオルなどの粗品を受け取っているかもしれません。そこに銀行名が書かれていれば、その銀行に問い合わせてみましょう。相続人であることを証明すれば、相続人は銀行に対して被相続人(亡くなった方)の口座の有無、残高証明、取引履歴などの情報開示を請求する事ができます。相続人の証明のためには、戸籍謄本が必要となります。被相続人の出生から死亡までの一連の戸籍が必要ですので、あらかじめ準備しておきましょう。

古河のご自宅を探しても以上のような手掛かりが何も見つからなければ、ご自宅や被相続人の勤務先の近くにある銀行に一軒一軒問い合わせていくことになります。その際は先ほどお伝えした戸籍謄本をお持ちください。

遺産相続の手続きは一つひとつが時間や手間のかかる作業です。古河にお住まいで、日中お忙しく遺産相続にまで手が回らないという方や、ご自身で遺産相続手続きを進めていくのに不安があるという方は、古河相続遺言相談センターの行政書士に一度ご相談ください。手間のかかる遺産相続の手続きは、古河相続遺言相談センターの行政書士が丸ごと代行することも可能です。
古河の皆様お一人おひとりのご状況に合わせた最適な遺産相続サポートをご提案いたしますので、まずはお気軽に古河相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用ください。

古河の方より遺言書に関するご相談

2023年10月03日

Q:行政書士の方に遺言書の種類について教えていただきたい。(古河)

初めてご相談させていただきます。私は古河で生まれ育った60代後半の者です。先日、仲の良かった古河の友人が急逝しました。特に持病もなく元気だったのに突然、古河の自宅で倒れたそうです。残されたご家族は今後どうしていこうかと非常に不安でいらっしゃいました。このようなことがあり、私は2人の子供たちのために遺言書を残そうと思うようになりました。相続財産は古河にあるいくつかの不動産と、多少の預貯金です。相続の際に子ども達が揉めることなくスムーズに遺産分割をしてほしいのと、彼らは仕事や家庭が忙しいので、相続手続きに多大な時間を割いてほしくないという思いから遺言書の作成に興味を持ちました。遺言書を作成しておけば、私自身も安心した余生を送れると思います。ただ、遺言書についての知識がないため、まずは遺言書の種類について教えてください。(古河)

A:3種類ある遺言書(普通方式)から、ご自身に合ったものを選びましょう。

遺言書ではご自身の財産を「誰に、何を、どのくらい」相続させるかなどといった分割内容を自由に指示する事ができます(遺留分には注意します)。遺産分割では原則、法定相続分よりも遺言書の内容が優先されるため、遺言者とご家族が納得のいく内容を検討して作成することが重要といえます。

遺言書のない相続では相続人全員による遺産分割協議を行なうことになります。ご相談者様の相続財産には不動産が含まれているため、その額は大きくなる恐れがあり、相続トラブルに発展する可能性が低くありません。また、不動産は現金のようにそのまま分割することができないため通常の相続よりもお時間がかかることになります。しかしながら、遺言書があれば相続が開始されても相続人は遺産分割協議を行う必要はなく、遺言書の内容に従って相続手続きを行なうだけで済みます。したがって、遺言書を作成することでご家族同士の揉め事といった無用なトラブルを回避できる可能性があるのです。
なお、遺言書は相談者様が元気なうちに、作成することが好ましいと言えます。

次に、3種類ある遺言書(普通方式)についてご説明いたします。

①自筆証書遺言 遺言者が全て自筆し、作成します。費用も掛からず手軽ですが、遺言の方式を守らないと無効となります。また、法務局で保管されていない自筆証書遺言を開封する際には家庭裁判所において検認の手続きを行なう必要があります。なお、財産目録はご家族などがパソコンで作成して、通帳のコピー等を添付することもできます。

②公正証書遺言 公証役場の公証人と証人が立会い、公証人が遺言者から内容を聴取して作成します。法律の知識を持った公証人が作成するため方式についての不備がなく、確実な遺言書です。原本は公証役場に保管されるため検認の必要もなく、偽造や紛失の心配もありませんが、公証人と証人の日程調整に時間を要するのと、多少の費用がかかります。

③秘密証書遺言 遺言者が自分で遺言書を作成、封をして提出し、公証人が「遺言書の存在」を証明します。本人以外が遺言の内容を知ることはありませんが、方式の不備で無効となる恐れがあるため、現在あまり用いられていません。

古河相続遺言相談センターは、相続手続きの専門家として、古河エリアの皆様をはじめ、古河周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
古河相続遺言相談センター
では、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、古河の地域事情に詳しい行政書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは古河相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。古河相続遺言相談センターのスタッフ一同、古河の皆様、ならびに古河で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

古河の方より相続に関するお問合せ

2023年09月04日

Q:相続手続きを自分で進めてみようと思います。手続きの完了までおおよそどの程度の期間が必要ですか?行政書士の先生に詳しいお話をうかがいたいです。(古河)

わたしの実家は古河にあり、その実家で生活をしていた母が先月に亡くなりました。私は結婚とともに古河の実家を離れていますので、手続きのためには帰省をして諸々の手続きを処理することになります。長期の休暇中に完了できればいいのですが、おおよそでどの程度の期間が必要になるかを行政書士の先生にうかがえればと思っています。(古河)

A:相続する財産の内容により相続手続き完了に必要な時間は異なります。

相続手続きは、各ご家庭でその内容は異なります。ですからお手続きに必要な時間も、それぞれ異なります。一般的に相続手続きが必要な財産としてあげられるものが、現金や預金などの金融資産と、ご自宅や建物、駐車場などの不動産です。今回はこちらの2つの相続財産について説明をしていきます。

まず、銀行預金などの金融資産の手続きですが、被相続人名義の口座を相続人の名義へと変更をします。もしくは解約をして相続人へ分配、とった流れになりますが、必要書類の収集に1、2ヶ月ほど、その後の金融機関での処理に2,3週間程度お時間がかかります。必要書類には、戸籍謄本一式と遺産分割協議書、印鑑登録証明書、各金融機関指定の相続届等を揃えて金融機関へ提出をします。金融機関毎に必要書類や手続き内容に多少違いもありますので、事前に対象の金融機関に問い合わせをしておきましょう。

続いて不動産の手続きについて、こちらも金融資産と同様に被相続人の名義になっている不動産を相続人の名義へと変更する手続きを行います。不動産の手続きは法務局で行いますので、必要書類を揃えて法務局にて申請を行います。必要書類の取得に1,2か月、法務局へ申請してからは2週間程度で手続き完了となります。

今回のご案内は、遺言書のない相続ケースでより一般的な相続財産の手続きについてになります。遺言書がある場合には、必要書類が変わりますので手続きに必要な時間も変わってまいります。また相続人に未成年者がいる場合や、認知症を患っている相続人がいる場合には別途家庭裁判所への手続きが必要となり、もう少し手続きにかかる時間がのびる可能性が高いでしょう。

古河相続遺言相談センターでは、古河にお住いのみなさまからの相続にかかわるお困りごとをお手伝いしております。地域密着で古河のみなさまに寄り添ったサポート内容をご案内しておりますので、相続にお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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