古河の方より相続についてのご相談
2020年11月26日
Q:行政書士の先生に質問なのですが、相続手続きをする上で何を行えばよいでしょうか。(古河)
先日古河市に住んでいた50代の父が急死しました。葬儀などは終わったのですが、急に亡くなったこともあり、事前に準備をしていなかったので、相続に関することは何もできていません。私自身相続手続きの経験がないので知識がほとんどなく、やらなければならないことは沢山あるのでしょうが、何をすればいいのかが分かりません。母は私が幼少期だった時に既に亡くなっていたので、おそらく相続人は私と妹のみです。よろしければ相続にあたって何を行えばよいかを教えて下さい。(古河)
A:相続の手続きは複雑で期限が定められているものもありますので、専門家に相談することをお勧めします。
【相続手続きの流れ】
相続の手続きについては多くの方にとって、初めての経験であり、悲しみも癒えぬうちに大切なことを判断しなければならず、負担と感じる方も少なくありません。下記にて、一般的な相続手続きの流れをお伝えさせていただきますが、相続財産の内容や相続人のご事情によっても行うべき手続きは異なるため、一度は専門家にご相談いただくことをお勧めします。
まず被相続人であるお父様が遺言書を遺していないかを確認しましょう。遺言書の内容は民法によって定められている法定相続よりも基本的には優先されますので、遺品整理を行う際には必ず探してください。遺言書が見つからなかった場合は戸籍の調査を行いましょう。被相続人であるお父様の出生から死亡までの戸籍の戸籍謄本を自治体から取り寄せて、相続人を確定させます。その後の遺産相続の手続きに使用しますので、同時に相続人に関しての戸籍謄本も取り寄せましょう。
次に、被相続人の相続財産の調査をして、相続財産目録を作成します。相続財産目録を作成すると、相続財産の全体内容が一覧で見ることが出来ます。ご自宅が持ち家の場合には不動産の登記事項証明書、銀行の通帳、固定資産税の納税通知書などを集めて相続財産目録を作成しましょう。この際に被相続人に債務があったことが発覚した場合、相続放棄や限定承認を検討していくのがよいでしょう。
遺言がない場合には遺産をどう分けるかを決める必要があるので、これらの作業を終えたら遺産分割協議を行い、相続人全員で相続財産の分け方について話し合います。そこで決定した内容を元に遺産分割協議書を作成し、相続人全員で内容の確認、署名、押印を行います。遺産分割協議書は被相続人名義の預貯金を銀行から解約した時にも使用しますので、必ず作成しましょう。
これらの手続きは法律に従った形でなければ何の効力も持たないものとなってしまいますので、ご自身で手続きを行うのに不安がある方は専門家にご相談することをおすすめします。古河相続遺言相談センターでは古河にお住いの皆さまへ相続に関するご相談を数多く頂いております。今回の事例のように相続でお困りの方は是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。経験豊富な専門家が古河にお住いの皆さまのお役に立てるように全力でサポートさせていただきます。古河の皆さまからのお問い合わせ、ご来所をスタッフ一同心からお待ちしております。
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