古河の方より相続についてのご相談
2024年04月03日
Q:行政書士の先生、母の相続にあたり財産調査をしていますが、通帳が見当たりません。(古河)
こんにちは、私は古河に住む50代主婦です。この度、行政書士の先生に相続に関する質問があり問合せさせていただきました。
先日、同じく古河に住む84歳の母が亡くなりました。父は私が小さい頃に病気で亡くなっており、女手ひとつで私を育ててくれました。葬式は古河にある斎場で行い、現在は相続財産調査を進めているところです。私のほかに兄と妹がおりますが、2人は古河から遠く離れた場所に住んでいるため、細かな相続手続きは私が主となって進めることになりそうです。
相続に関する知識もない中まずは財産調査を進めようと、古河の実家で母の退職金が入金されているはずの通帳を探しているのですが、一向に見当たりません。生前に母から退職金を受け取ったという話は聞いており、「私が亡くなったあと、子供たちに遺したいからほとんど手をつけていない」と言われていました。ですが、どの銀行に預けているかまでは確認しておりませんでしたので、手当たり次第に銀行に問い合わせすることもできず、途方に暮れています。行政書士の先生、今後私はどのように相続手続きを進めていけばいいのでしょうか。(古河)
A:遺品整理で手掛かりが見つからない場合は、戸籍謄本を準備して銀行から残高証明書を取り寄せてみましょう。
古河のご相談者様のように、相続に関して知見のない方がおひとりで相続手続きをするにはややハードルが高くご不安に思われることも多いでしょう。
古河のご実家で通帳が見つからなかったとのことですが、遺品整理をする際お母様が遺言書や終活ノートのようなものを残されていないか併せて確認をしてみてください。お母様は生前、お子様たちのために退職金を遺したいとおっしゃっていたようですので、どこかしらに相続に関するメモのようなものを残している可能性が考えられます。その他には、金融機関からの郵便物やポケットティッシュ、カレンダーなどの粗品を探すのも、使用していた金融機関を探る手段のひとつです。
しかしそのようなものも見つからない場合は、古河のご自宅、お母様の勤務先近辺にある金融機関に問い合わせをしてみてください。相続人は、金融機関に対して故人の口座の有無、残高証明、取引履歴などの情報を開示請求することが可能です。これらの請求を行う前に、自身が相続人であることの証明書類(戸籍謄本)の提出が必要ですので、前もって準備をしておくことが重要です。
いかがでしたでしょうか。いざ相続手続きが始まると、相続人や相続財産の調査など細々とやることがあり、面倒や負担に感じられることも多いでしょう。また、古河のご相談者様のように主となって相続手続きを進める場合、ちゃんと手続きを進行できるかどうかご不安になる方も多いものです。
そのような、相続や遺言に関してお悩みの方に向けて、古河相続遺言相談センターでは専門家による初回無料相談を実施しております。戸籍の収集から相続財産調査、相続手続きの全般を相続の専門家古河相続遺言相談センターが豊富な実績をもとに、古河にお住まいの皆さまをサポートいたします。
相続手続きは期限があるものもございますので、お悩みのことがあればまずはお気軽に古河相続遺言相談センターまでお問合せください。所員一同、古河の皆さまのお問合せ、ご来所をお待ち申し上げております。
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