古河の方より相続のご相談
2021年06月05日
Q:行政書士の先生にお伺いします。亡くなった父の財産について記載されている銀行通帳が見当たらないのですが、どうしたらよいでしょうか。(古河)
古河で相続手続きについて専門にご相談に乗ってくれると伺い、問い合わせさせて頂きました。私は古河に実家のある専業主婦です。先日、実家に住む父が亡くなりました。相続人は母と私と弟の三人で、今は実家に滞在して相続財産を調べ始めているところです。ところが、いくら調べても父の預貯金が入っていると思われる銀行口座の通帳とカードが見つかりません。父は退職金をもらっていますので、どこかの銀行に預けているはずです。私たち家族が父の銀行について調べることは出来ますか?(古河)
A:まずは、郵送物や生前のパソコンの使用状況等で口座の存否を確認します。
遺産分割協議など、相続に関する手続を進めるにあたっては、財産調査つまり、被相続人の預貯金の内容を正確に把握する必要があります。しかしながら、相続人が被相続人と一緒に暮らしていなかった場合などは通帳やカードが見当たらず、被相続人がどの金融機関に口座を保有していたのか不明である場合も少なくありません。
このような場合、まずは被相続人が遺言書や終活ノートを遺されていないか確認します。また、被相続人宛の金融機関からの郵便物やご自宅に置いてある粗品(カレンダーやタオルなど)が手掛かりとなりますので同時に探してみてください。
以上のようなものが全く見つからない場合、相続人は銀行に対して被相続人の口座の有無、また口座の残高証明や取引履歴などの情報開示を求めることができますので、被相続人の自宅や会社近くの銀行に直接問い合わせてみます。これらの請求をする際は、相続人であることを証明するための戸籍謄本を事前に準備しておきましょう。
【銀行に問い合わせる際に用意しておくもの】
- 被相続人の死亡の事実を確認できる戸籍謄本等
- 請求する人が相続人であることを確認できる戸籍謄本等
- 請求する相続人の印鑑証明書と実印
- 残高証明書発行依頼書(各金融機関で入手できます)
最近では、インターネット銀行の口座をお持ちの方も少なくありません。インターネット銀行の場合は通帳が発行されませんので、口座開設時の郵送物や生前のパソコンの使用状況等で口座の存否を確認しましょう。
古河相続遺言相談センターでは、古河の地域事情に詳しい相続の専門家が、古河にお住まいの皆様の戸籍の収集から財産調査など、相続全般について、豊富な知識と経験をもとにしっかりとサポートさせていただきます。
古河相続遺言相談センターでは古河の皆様の相続全般に関するお悩みに親身になって対応させて頂いておりますのでお気軽にお問合せ下さい。また、古河の皆様の初回のご相談は無料で承っております。
古河の皆様からのご連絡をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
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